still life / Kenji Aoki
Bibliographic Details
- Title
- still life
- Artist
- Kenji Aoki / 青木健二
- Editor
- Osamu Kushida / 櫛田 理
- Designer
- Nobuhiro Yamaguchi / 山口信博
- Director
- Osamu Kushida / 櫛田 理
- Publisher
- FRAGILE BOOKS
- Year
- 2024
- Size
- w353 × h355 × d18mm(sleeve case) / h351 × w351 × d13mm(Book)
- Weight
- 1.7kg
- Pages
- 84pages / This book is 6 volumes in 1 book. (Each volume has 8-16 pages.)
- Language
- English
- Binding
- no folding binding / coated paper
- Printing
- 4C Offset printing / 4C オフセット
- Materials
- Main paper: Mr.B White 4/6 180kg, Folded folder paper: Arabelle White 4/6 200kg, Sleeve paper: Aska F 53kg、本文用紙:Mr.B ホワイト 4/6 180kg 、折形フォルダー用紙:アラベール ホワイト4/6 200kg 、スリーブ用紙:アスカF 53kg
- Edition
- Limited edition of 350 copies / 限定350部
- Condition
- New
- ISBN
- 9784909479051
This book is 6 volumes in 1 book. Folding Paper-case and sleeve case. この本は6冊組の写真集です。セットで特製の折形フォルダーに包み、それをスリーブケースに収納しています。 DTP:玉井一平、印刷:アイワード、折形フォルダー:福永紙工
「無対象」を探求する世界から
少部数限定の写真集が生まれました。
スティルライフ写真の極北をゆく青木健二が12年ぶりに帰国し、「無対象」を探求してきた独自の世界から少部数限定の写真集が生まれた。彼にとって対象はもはや重要ではない。対象は最少にして、対象を通して、対象から離れていく。
例えば、一本の棒。横たわる影との関係は、非現実なほど直角で、まるで2次元の幻影。これ以上何も引けないミニマルな位相で、そこにある「何か」が美しく矛盾するまで、光と影の関係を追い込んでいく。自立する一本の棒は、「0のために必要な1』なのだ。
本書は、2020年に撮影された26点のスティルライフ写真を収めた6冊組写真集。デザインは山口信博。番号付き限定350部。50番まではサイン入りです。
発行人 櫛田 理
<商品のシリアルナンバーについて>
◉オンラインでご購入いただくお客様につきましては、番号はご指定いただけませんので予めご了承ください。
著者プロフィール
青木健二 / Kenji Aoki
1968年、東京生まれ。幾何学的な視点によるStill Life(静物)を専門とする写真家。学生時代にクラフトデザイナーである伯父の芳武茂介からデッサンを学び、桑沢デザイン研究所在学中にバウハウスのデザイン理念と出会う。とりわけカジミール・マレーヴィチが提唱した『無対象の世界(NON OBJECTIVE WORLD)』は、日本の禅にも通じる芸術哲学で、大きな影響を受ける。以来、写真を用いて形あるものから「無対象」を探し求めている。2010年に渡米、『The New York Times Magazine」や『TIME」の表紙を数多く手がけ、世界的に注目される。2021年、ドイツのケーラー社から最初の写真集「SPACE」を出版。2022年帰国。