浄瑠璃寺印仏 / Joruri-ji Inbutsu

Bibliographic Details

Title
Inbutsu of Joruri-ji / 浄瑠璃寺印仏
Author
Anonymous / アノニマス
Images
Amitabha Tathagata (Amida Nyorai) / 阿弥陀如来像
Year
Heian Period / 平安時代
Size
h160mm × w97mm
Binding
One print with simple mount / 簡易台紙付き版画一枚
Printing
Woodblock Prints / 版画
Materials
Japanese paper / 和紙
Edition
Unique / 一点物
Condition
Well preserved for 1000 years / 1000年間の保存状態

伝来:浄瑠璃寺(京都府木津川市加茂町)/ Origin: Joruri-ji Temple (Kamo-cho, Kizugawa City, Kyoto Prefecture, Japan)

印仏
浄瑠璃寺伝来
平安時代

本堂に9体の阿弥陀如来像を安置することから別名「九体寺」とも呼ばれている京都の浄瑠璃寺本堂で、その阿弥陀如来像の胎内から発見された印仏です。日本最古の仏教版画のひとつで、「浄瑠璃寺印仏」の名でも知られています。

印仏とは、通常十二体で一つの版木を構成する手彫りのブロックプリントのことで、肉筆とは異なる味わいがあります。平安時代に多く造られた千体仏」と同じように、ひとつの面にたくさんの小仏を造ることで功徳を得ようとしました。仏像の胎内から発見されたということも、1体の仏像造立に多くの功徳を求めて、納められたものと考えられています。

この印物もよく見ると1体ずつ表情が違います。丸みを帯びた愛らしいフォルムは現代のゆるキャラにも通じるような魅力があり、それでいて平安時代の版画作品という貴重さも併せ持っています。

Text by 櫨木 脩(潮音堂)