0.04 paper|聖務日課

Bibliographic Details

Title
0.04 paper|聖務日課
Artist
潮田登久子
Designer
服部一成
Publisher
FRAGILE BOOKS
Year
2022
Size
h594 × h841mm
Weight
0g 以下
Pages
5 sheets / 5枚入り
Printing
吉田印刷所
Materials
薄葉紙 5リーフ N30g/㎡
Condition
new

潮田登久子が撮影した
弱く、はかなく、うつくしい本が
0.04mmの薄葉紙になりました。

20年以上の時間をかけて「オブジェとしての本」を撮影してきた写真家 潮田登久子さんの«ビブリオテーカ / BIBLIOTHECA»シリーズより、弱くはかない本の肖像をプリントした「厚さ0.04ミリ」の極薄紙です

贈りものを包んだり、壁にそのまま飾ったり、さまざまな用途にお使いいただけます。とても薄く破れやすい商品なので、5枚1セットでお届けします。

「BIBLIOTHECA/本の景色」第3巻によせて作家の言葉:

様々な時代に多様な運命を辿ってきた「本」に触っていると、不思議な感慨が湧いてきます。 ヨーロッパのどこかの国の教会の祭壇で、王様のように座っていた、ひとかかえもある聖書が目の前にある不思議。鉄と木と麻縄と羊の皮で作られたそれは、長い歴史の中で、見るも無惨に変わり果てた姿をさらしています。わずかに残る羊の皮の上に印された赤色の四線譜の上で踊る四角い音符からは、はるか昔の人々の祈りが聞こえてくるではありませんか。 室町時代なのか、或いは江戸のものなのか、黄ばんだ和紙にかかれた屏風仕立ての経文に、一面星屑のように穿られた無数の穴は、小さな昆虫のシバンムシが、来る日も来る日も経を唱えるように食んでいた証ではないかと思ったりしています。 「本」をオブジェとして写真撮影を試みているうちに、情報の担い手という「本」自体が持っている役割を超えて、新たに「本」そのものの存在が魅力となって浮き立ってきて、興味がつきません。
潮田登久子オフィシャルサイト より

本の景色・BIBLIOTHECAシリーズについて:
潮田登久子さんが1995年から本と本の置かれている環境を主題に撮りためた写真を3つの主題にまとめたシリーズ書籍。
 第1巻 「みすず書房旧社屋」48年間にわたり数々の本が生み出されたみすず書房旧社屋の内部を取り壊されるまえから後にわたり撮影した作品を加藤敬事、鈴木了二、鬼海弘雄、横大路俊久、守田省吾、島尾伸三の寄稿と共に綴る。
 第2巻 「先生のアトリエ」作者の恩師である写真家 大辻清司さんのアトリエを撮影した作品。本や本棚の他、未完成のジオラマ、工具がささっている海苔の缶、整然と並べられた数々の瓶など、整然としている場の中にちょっとした遊び心を感じる。
 第3巻 「本の景色」作者の手元にあった本の美しさにオブジェとして本を撮ってみたいと思ったことが、このシリーズを撮り始めたきっかけだという。古くは江戸時代の帳簿、14世紀頃の祈祷のための本、使い込まれた辞書など1冊の書籍をクローズアップして撮ったものから、図書館や作家の部屋の本棚を撮ったものなど本の景色を見ながら様々な物語を感じる。


Text by 乙部恵磨


PGIギャラリーで「本の景色・BIBLIOTHECAシリーズ」(第1巻〜第3巻)をご案内しています。ご希望の方は、PGIギャラリーShop、または、PGIオンラインショップにてお求め頂けます。

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